平山HDがJIG-SAW(ジグソー)と協業し製造現場改善サービスを開始

2018年8月7日 11:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■トヨタ生産方式の「見える化」の考えに基づく現場改善コンサルとIoTを融合

 平山ホールディングス(平山HD)<7781>(JQS)は7日、出直りを強め、10時30分を過ぎて2623円(51円高)と本日の現在高まで上げている。業務請負や人材派遣などを行い、8月6日付で、クラウドソリューション開発などのJIG-SAW(ジグソー)<3914>(東マ)との協業を発表し、注目が集まった。

 平山HDは、トヨタ自動車<7203>(東1)グループをはじめ、世界的に最高水準の製造現場の業務請負を行っている。今回の協業では、トヨタ生産方式の「見える化」の考えに基づき改善策を提供する「現場改善コンサルティングサービス」と、JIG-SAWの「製造業向けIoTデータ管理サービス Loop/Loop Edge」、および「工場データ状態監視サービス」を組み合わせて提供し、中堅中小の製造業向けに、品質、生産性、納期などに関する「現場改善支援サービス」を同日から開始する。

 平山HDの2018年6月期の業績は5月に増額修正し、連結純利益が3期ぶりに最高を更新する見込み。決算発表は8月14日頃に予定する。今期・19年6月期は、大手電子部品メーカー、大手自動車部品メーカーなどからの新規受注が本格的に業績寄与して来る見通しだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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