デジタルストアも来春オープン ワコールがオムニチャネル化を加速

2018年8月4日 11:56

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記事提供元:アパレルウェブ

 ワコール(京都、伊東知康社長)はきょう、デジタル技術を活用したサービスを提供する新業態「次世代型インナーウェアショップ」を2019年春にオープンする計画を発表した。多様化するお客の購買行動に柔軟かつ迅速に対応するために、店舗におけるサービスをデジタル技術で革新させ、併せて、店舗とECを連携させた独自のオムニチャネル戦略を推進。「個々のお客様が自身の望む環境や方法で、最適なインナーウェアと出会うことを可能にする」環境を整えるという。
 
 現在開発中のデジタル技術を取り入れた店頭サービスは、①ワコール独自の計測技術を応用し、バストサイズを正確に計測する「3Dボディスキャナー」、②インナーウェアの商品知識や販売員の接客スキルを学んだ「接客AI」、③お客とワコールのインタラクティブなつながりをつくる「パーソナライズアプリ」の3つ。ワコールの強みである販売員によるカウンセリングサービスについても、これらデジタル技術の活用とともに進化させる。「次世代型インナーウェアショップ」において、各デジタルツールの検証をおこない精度を高めた上で、直営店や百貨店などにサービスを広げる。
 
 


 また、従来販売チャネルやアイテムごとで分断していた顧客・在庫・商品データを全社一括で管理することにより、ワコール独自のパーソナライズ化された顧客サービスの提供を実現する。店舗とECの連携については、卸先である一部百貨店のECチャネルとワコールの在庫情報の共有化をすでにスタート。ECサイトを持たない下着専門店とワコールのECサイトの連携についても順次開始していく。



 さらに、接客業務を支援するタブレットを試験運用していおり、導入店舗では、接客以外に費やす業務時間が短縮するなど販売員の業務効率面で効果が表れているという。本年度中に本格的な運用を開始する。
 
 同社は、「個々のお客と“より深く、広く、長く”つながる環境をつくりあげる独自のオムニチャネル戦略を推進する。競争優位性の強化と、より一層の事業効率向上を実現する」としている。
 
「ワコール」公式サイト

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