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寿スピリッツの第1四半期は、ケイシイシイ、シュクレイの大幅増益で好調に推移
■ほぼ計画通りと思われるが、営業利益、経常利益の上振れが期待出来そう
寿スピリッツ<2222>(東1)の第1四半期は、ケイシイシイ、シュクレイの大幅増益で好調に推移した。
同社は、「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げ、首都圏エリア展開強化や商品プレミアム化などの重点施策を加速している。
主要子会社(セグメント)はケイシイシイ、寿製菓・但馬寿、シュクレイ、九十九島グループ、販売子会社(東海3社、中国・九州4社、関西2社)である。シュクレイはフランセを17年4月吸収合併して生産直販型会社に移行した。
19年3月期第1四半期連結業績は、売上高86億01百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益8億29百万円(同55.1%増)、経常利益8億35百万円(同52.4%増)、純利益5億10百万円(同7.8%減)であった。最終利益が減益となった理由は、前年同期は、特別利益に固定資産売却益の計上があったことに加え、税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産の追加計上により税金費用が一時的に低かったことによる。
主要子会社の業績は、ケイシイシイは、売上高25億02百万円(同2.9%増)、営業胃液2億42百万円(同72.8%増)、シュクレイは売上高27億17百万円(同21.4%増)、営業利益2億60百万円(同151.2%増)、寿製菓・但馬寿は売上高23億94百万円(同2.5%減)、営業利益2億04百万円(同11.6%増)、販売子会社は売上高13億47百万円(同5.0%増)、営業利益99百万円(同15.8%増)、九十九島グループは売上高6億95百万円(同9.3%減)、営業損失95百万円、その他は、売上高61百万円(同34.3%減)、営業損失20百万円であった。
第2四半期連結業績予想に対する進捗率は、売上高46.2%(前年同期46.0%)、営業利益37.2%(同29.0%)、経常利益37.1%(同29.3%)、純利益34.7%(同38.1%)となっていることからほぼ計画通りと思われるが、営業利益、経常利益の上振れが期待出来そうである。
ちなみに、今19年3月期連結業績予想は、売上高406億円(前期比8.6%増)、営業利益58億円(同15.7%増)、経常利益58億50百万円(同15.9%増)、純利益38億20百万円(同8.1%増)と最高益更新を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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