2018年上半期ICO、約半数が10億円以上を調達

2018年7月24日 14:15

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記事提供元:フィスコ


*14:15JST 2018年上半期ICO、約半数が10億円以上を調達
ICOコンサルティングを実施している株式会社世界は、2018年上半期に世界中で行われたICO資金調達についてのレポートを公開した。

ブロックチェーンを利用した資金調達ICO(InitialCoinOffering)で、2018年に世界中で実施された上半期調達資金総額は、1兆8383億円以上である。詳細を、「2018年上半期ICOレポート」を参照のこと。
2018年上半期に実施されたICOの件数は以下の通りである。
・2018年上半期、世界のICOの100億円以下の件数は569件。
・10~50億円の調達が完了したICOが290件で全体の51%。
・10億円~20億円未満は124件(21%)
20億円~30億円未満は82件(14%)、次に30億円~40億円未満が45件である。
また、プロジェクト毎の資金調達の考え方として、約10憶円がひとつ目標となっている。
・50億円以上の資金調達を行ったプロジェクトではクリプトファンドのアドバイザー参加率は81%(27社中22社に参加)。
・40~50億円を調達したICOについては、ファンド参加率は74%である。
・30~40億円を調達したICOについては、ファンド参加率は68%である。
・20~30億円を調達したICOについては、資金参加率は52%である。
・10~20億円を調達したICOについては、資金参加率は26%です。
10億円以下のプロジェクトに、クリプトファンドはほとんど参加していない。これには、10億円を集められない(魅力の少ない)プロジェクトには投資を行わないことと、ファンドが参加しないので10億円調達できない。の2つが考えられる。
成功しているICOプロジェクトのチーム数やアドバイザー数はどのくらいかといえば、10億円以上調達しているプロジェクトでは、平均10人のチームメンバーが存在している。アドバイザーは6名。10億円を調達できないプロジェクトは、チームメンバーの平均人数は7人。1億円を調達できないプロジェクトでは、チームメンバーは平均4人。

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