個人情報集めるデジタル広告の「体験談」募るサイトが登場

2018年7月20日 22:23

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 昨今では多くのネット広告企業がユーザーのネット上でのアクティビティを追跡・記録し、そのデータを元に表示する広告を決定するアルゴリズムを提供している。しかし、これに対し「監視されている」と感じる人は少なくない。さらに最近では、ネット以外の場からデータが収集されることもある。こういった状況を受けて、有志が「広告業者が自身のプライベートな情報を知っている」と感じた体験談を集める「New Organs」なるWebサイトが立ち上げられた。

 このサイトでは、「電話が盗聴されている」「広告が誰にも言わなかったことを知っている」「リアルショップで買ったものが知られている」、といった選択肢を選んだ上で、何が起こったかを投稿できる。すでに700件近くの「証言」が寄せられているという。

 このサイトを立ち上げたTega Brain氏とSam Lavigne氏は、このようなフレームワークを「New Organ(新しい臓器)」と呼称した。新しい臓器は個人データに対する飽くなき食欲を持っている。最初にオンライン活動を追跡しそのうちクレジットカードの数、所得などが収集される。そして新しい臓器は、オフライン生活についての商業データブローカーから購入されたデータも飲み込み始める。この情報を基にしてフレンドリストにある友人のデータも利用することで、さらに新たな情報を獲得するようになる。

 新しい臓器はますます洗練されたアルゴリズムと統合され、現実に存在しない製品を広告主に提案するようになるのかもしれない(Thw OutlineSlashdot)。

 スラドのコメントを読む | YROセクション | 広告 | プライバシ

 関連ストーリー:
米国では個人情報はスマートテレビから出ていくことが多い 2018年07月11日
Twitter、「Facebookの個人情報を不正入手していた企業」にデータを提供していたことを発表 2018年05月02日
AppleのクックCEO、Appleは顧客情報を収益化することはしないと発言。ザッカーバーグ氏は反発 2018年04月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事