6月21日のNY為替概況

2018年6月22日 04:23

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記事提供元:フィスコ


*04:23JST 6月21日のNY為替概況
 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円60銭から109円84銭まで下落し、引けた。

米6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を大幅に下回り2016年11月来で最低に落ち込んだため米債利回りの低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1532ドルから1.1634ドルまで上昇し、1.1620ドルで引けた。

ユーロ・円は、127円99銭まで上昇後、127円39銭まで反落。リスク警戒感に連れた円買いが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.3202ドルから1.3270ドルまで上昇。英国中央銀行が金融政策決定会合で、市場の予想通り政策金利を据え置いたが、利上げを支持したメンバーが従来の2名から3名に増えたことがわかると、8月の利上げを織り込むポンド買いが加速。

 
 ドル・スイスは、0.9968フランから0.9897フランまで下落した。

 
  

【経済指標】

・米・先週分新規失業保険申請件数:21.8万件(予想:22.0万件、前回:22.1万件←21.8万件)・米・失業保険継続受給者数:172.3万人(予想:171.0万人、前回:170.1万人←169.7万人)・米・6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:19.9(予想:29.0、5月:34.4)・米・5月景気先行指数:前月比+0.2%(予想:+0.4%、4月:+0.4%)・米・4月FHFA住宅価格指数:前月比+0.1%(予想:+0.5%、3月:+0.2%←+0.1%)・ユーロ圏・6月消費者信頼感指数:-0.5(予想:0.0、5月:0.2)《KY》

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