乃木坂46 20thシングル「シンクロニシティ」最速でミリオン達成

2018年4月28日 21:17

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 4月25日に発売された、乃木坂46の20枚目シングル『シンクロニシティ』が、初週でミリオンを達成した。

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 グループのアイコンであった生駒里奈の最後の参加シングルということで、本人の希望もあってさよならセンターではないのだが、初期から生駒とともに乃木坂の顔として引っ張ってきた白石麻衣が久しぶりの単独センターということもあり、またカップリングで収録されている『against』は、生駒センターのダンスナンバーでPVそのものもとてもかっこよく話題になっていたことも大きいのではと思われる。

 しかも、今回も白石麻衣や西野七瀬、桜井玲香は個別握手会を全欠席。その他の人気メンバーも外仕事優先で欠席があるなどの状況でこの結果なのだから、さすがにもう「握手奴隷グループ」とは言えなくなりつつあるといっていいだろう。

 というより、これまで多くのアイドルグループが苦しんできた世代交代によるファンの減少を、この20thの売り上げ数は、完全に克服したと言い切っていいように感じている。

 今回は3期生が4人選抜入りしているのだが、前々作の『逃げ水』でセンターに抜擢され、先輩たちから可愛がられていた大園桃子・与田祐希の2人が、フレッシュさはそのまま、経験者としての貫禄というか余裕を身に着け、今回初めて先発入りした久保史緒里・山下美月をフォローする場面が折々で見られ、さらにその久保は選抜入りしたことに不安を覚え、挫折を繰り返しながら必死に頑張っている姿勢を、山下は選ばれた以上楽しもうとする前向きな姿勢をと、まるで正反対の取り組み方で、早くも個性を発揮して、ストーリーを作っている。

 多くのアイドルは初期メンバーの「0から作り上げるストーリー」にばかり注目が集まり、新しいメンバーの「グループを受け継いでいくストーリー」には関心が低いままなのだが、乃木坂に関しては、そこのストーリーが比較的可視化されているのである。

 こうなると、初期から応援しているファンも、簡単にはファンを卒業できないし、新しいファンは、入った世代のメンバーのストーリーを入り口に、乃木坂自体のストーリーにも触れることができる。

 こういう流れは、初期のファンと新規のファンが、「古参」vs「ニワカ」と対立しがちな、他のグループではなかなか味わえないことでもある。

 さらに、3月一杯で乃木坂を卒業した川村真洋が、26日赤坂ブリッツで行われた氣志團団長、綾小路翔の生誕ライブへの出演で早くも再スタート切った。

 出演者をシークレットにしていた関係で、事前の告知もなく、また「元乃木坂」という看板も使わない状態で、ほとんど乃木坂時代のファンはいない場所でのデビューだが、早くも「あの川村って子よかった」「歌もダンスも上手かった」「元乃木坂だったの?」という声が聞こえている。

 歌もダンスも乃木坂1と言われながら、なかなか実力を披露する場が限られていた彼女だったが、思う存分出演まくり、歌いまくりで楽しそうだったとのことだ。

 舞台やドラマ出演で、女優としても才能を見せてきた生駒里奈も、卒業後すぐにドラマ『おっさんずラブ』への出演が決まっており、それぞれの個性と指向を尊重しつつ活動ができるような道筋をしっかりつけているのも、乃木坂の強さ、安定感として大きな武器になるだろう。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る

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