日産、北京モーターショーで「シルフィ ゼロ・エミッション」世界初公開

2018年4月26日 23:48

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記事提供元:エコノミックニュース

北京モーターショーで世界初公開した、中国で生産する電気自動車(EV)「シルフィ ゼロ・エミッション」

北京モーターショーで世界初公開した、中国で生産する電気自動車(EV)「シルフィ ゼロ・エミッション」[写真拡大]

 日産自動車は4月25日、2018年北京モーターショーの同社ブースで開催したプレスカンファレンスで、中国で生産する電気自動車(EV)「シルフィ ゼロ・エミッション」を世界初公開した。

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 新型「シルフィ ゼロ・エミッション」は、電動パワートレーン車らしいアクセルワークに素直に反応するエキサイティングな走行性能に加え、搭載された先進技術と広々としたキャビンが高い利便性と快適性を提供する。また、航続距離は中国基準で338kmを達成しており、ユーザーは安心して長距離ドライブを楽しむことができる。

 この新型「シルフィ ゼロ・エミッション」は、中国における日産の電動化戦略の新たなステップで、ニッサンブランド初となる中国市場向け量産電気自動車だ。日産がこの先5年間、中国で投入を計画している20車種のEVのうちのひとつだ。

 日産はグローバルに累計約32万台の「日産リーフ」を販売しており、同社が培ってきた電気自動車のノウハウは、もちろん新型「シルフィ ゼロ・エミッション」にも活かされている。

 「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現した「シルフィ ゼロ・エミッション」は、世界で最も販売されている「日産リーフ」と同じプラットフォームをベースとした、電動車「リーフ」のセダンバージョンという見方もできる。また、熟成した「日産リーフ」のコア技術を継承することで、安心感のある安定した走りを提供する。

 同車は、バッテリーを座席下に配置する EV専用プラットフォームにより、クラストップの広さを持つレッグルームと、快適で広々としたキャビンを実現。人間工学に基づいて設計されたシートは、ヒーター機能をオプション設定することで、快適性を高めた。また、コネクティビティ機能により、モバイル端末から、オーディオやビデオのリモート操作をすることができる。

 「シルフィ ゼロ・エミッション」は2018年後半に発売予定。同モデルの詳細情報は後日発表するとしている。(編集担当:吉田恒)

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