クリーク・アンド・リバー社が戻り高値を更新、連続最高益の見込みなど好感

2018年4月6日 10:44

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■さわかみ投信がAI(人工知能)新製品を高く評価の模様

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は6日、大きく反発して1163円(68円高)まで上げ、10時30分現在、戻り高値を更新している。5日、2018年2月期の連結決算を発表し、映像、テレビ番組、Wwb制作などが好調で、営業利益や純利益が連続最高益を更新。今期も最高を更新する見込みとし、改めて注目されている。

 18年1月には、AI(人工知能)でIBMの「ワトソン」を一部しのぐ特性を持つとされるAI「SmartRobot」を開発した台湾のインツミット社に出資し合弁会社を設立した。まだ活動を始めたばかりだが、このチャットボットを、さわかみ投信(東京都千代田区)などが導入する運びになっている。さわかみ投信は、飛び抜けた運用成績のファンドを多数輩出してきたことで有名。

 今期は、旺盛な需要に対応するため秋に本社などを移転する予定。この費用を販管費に1億5000万円計上する予定だが、連結業績見通しは295億円(前期比10.5%の増加)、営業利益は19億5000万円(同8.0%増加)、純利益は11億5000万円(同4.2%の増加)とし、やはり3期続けて最高を更新することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目銘柄】ポールトゥウィン・ビットクルーホールディングスは高値圏、19年1月期も収益拡大期待(2018/02/18)
【株式評論家の視点】アイ・ケイ・ケイは逆張り指標で買いシグナル点灯、株主優待を狙う(2018/02/16)
【編集長の視点】加賀電子は業績の再上方修正、年間配当の再増配を見直し売られ過ぎ訂正買いが再燃し急反発(2018/02/16)
サインポストは主力のコンサルティング事業が好調、レンジ下限まで押す場面を待つ(2018/02/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事