仮想通貨とブロックチェーン技術を活用したオンラインエンターテインメント事業へ参入

2018年3月16日 09:26

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記事提供元:フィスコ


*09:26JST 仮想通貨とブロックチェーン技術を活用したオンラインエンターテインメント事業へ参入

アクセルマーク株式会社は、仮想通貨とブロックチェーン技術を活用したオンラインエンターテインメント事業を開始する。2017年末から注目され始めたDApp(DecentralizedApps)領域に対して、情報紹介メディアや複数のDAppなどをリリースして、グローバルにサービスを提供していく。
ちなみに、DAppとは、「分散型のサービスやアプリのことで、BitAngelsのDavidJohnston氏によれば、標準化されたアルゴリズムに従って、独自のToken(コイン)を発行するオープンソースのアプリやサービスのことだという。また、アプリへの貢献はコインにより支払われ、そのアプリ内のサービスを享受するには、作成された通貨が必要であり、プロトコルのルールの変更にはコイン保持者のコンセンサスが必要であるとも」出典はこちら
オンラインエンターテインメント分野では、とくにゲームの分野でDApp(ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション)が登場している。たとえば、2017年11月にリリースされたDApp「CryptoKitties」は、50万人以上のDAppユーザーが楽しみ、主要仮想通貨の「Ethereum」の総取引の30%を占める規模にまで成長を続けている。「CryptoKitties」の成長から、同様の技術を用いた類似ゲームも続々とリリースされており、ブロックチェーンゲームと呼ばれて、注目されている。
アクセルマークは、現状のDAppを取り巻く動向が、過去の携帯電話・スマートフォンの急激な規模拡大と同様の成長を遂げる可能性を大いに秘めていると考え、2018年を“ブロックチェーンゲーム元年”と位置づけ、DApp分野で積極的な事業展開を始めることにした。

■プロジェクトの概要

「『楽しい』で世界をつなぐ」を経営理念に、ゲーム等のエンターテインメントサービスを提供してきているが、DApp関連分野でも、これまで培ってきた知見を活かし、1.ユーザーがDApp関連の情報収集を容易にするためのメディア「BLOCKCHAINgame.jp(仮)」を提供し、2.仮想通貨を用いてブロックチェーンアイテムの交換ができるデジタルアイテム取引所の提供、3.ユーザーが生み出したブロックチェーンアイテムや取引で購入したブロックチェーンアイテムを利用して、遊べるゲーム等の提供を積極的に行う計画を立てている。そして、仮想通貨やDAppのユーザーがグローバルに存在するので、日本からグローバルなサービスを発進、提供していく方針だ。
これらのサービスを実施する為には、独自トークン発行の必要性があると考えている。そこで、仮想通貨の投資家に対して、ICO(Initialcoinoffering)の実施も視野に入れて、各種法令や会計制度、社会情勢の変化などを考慮しながら、独自トークンを最適な手法や時期に発行することを検討している。

■今後の事業展開の予定

2018年春:「BLOCKCHAINgame.jp(仮)」のリリース
2018年春~夏:独自DAppの提供


【ニュース提供・エムトレ】《HT》

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