概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、アジア市場が堅調な値動き

2018年2月22日 11:02

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記事提供元:フィスコ


*11:02JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、アジア市場が堅調な値動き
【ブラジル】ボベスパ指数 86051.82 +0.29%
21日のブラジル株式市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比247.87ポイント高(+0.29%)の86051.82で取引を終えた。85803.95から87358.33まで上昇した。

後半は上値を追う展開を示したが、終盤に上げ幅を再び縮小させた。欧州市場の上昇などが好感され、ブラジル株にも買いが継続した。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、米株式市場の下落なども足かせになった。

【ロシア】MICEX指数 2320.32 +2.21%
21日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比50.20ポイント高(+2.21%)の2320.32で取引を終了した。2265.85から2320.32まで上昇した。

小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが継続した。また、アルミ大手ルサールが市場より高い価格で自社株を買い戻していることなども好感された。一方、欧州連合(EU)が対ロ経済制裁を延長すると発表したことが嫌気された。

【インド】SENSEX指数 33844.86 +0.42%
21日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比141.27ポイント高(+0.42%)の33844.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.05ポイント高(+0.36%)の10397.45で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジア市場が堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行。また、炭鉱業界への民営企業の参入が承認されたことなども同セクターの支援材料となった。インド内閣はこのほど、炭鉱業における国営企業コール・インディアなどの独占状態を中止し、民営企業の参入を認可した。

【中国本土】
休場《NH》

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