内需系を意識しつつも中小型株への押し目拾いへ/後場の投資戦略

2018年2月20日 12:13

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21884.21;-265.00TOPIX;1756.07;-19.08

[後場の投資戦略]

 薄商いの中をインデックスに絡んだ商いにじりじり押される格好となっている。ただ、5日線のほか、下降しているもののボリンジャーバンドの-1σや一目均衡表の転換線を上回っており、直近の上昇に対する利益確定の範囲内であろう。支持線レベルに接近する局面においては、押し目拾いのスタンスになるだろう。とはいえ、祝日明けの米国市場がロシア疑惑問題のほか、21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性はありそう。

 先物主導によるインデックス売買に振らされやすく、これを避ける流れから、新興市場の中小型株にシフトしやすいと考えられる。また、内需系を意識しつつも、ゲームや働き方改革、セキュリティ、インバウンドなどの中小型株への押し目拾いといったところになりそうだ。(村瀬 智一)《AK》

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