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海外勢の利益確定の流れが強まるか【クロージング】
*15:51JST 海外勢の利益確定の流れが強まるか【クロージング】
25日の日経平均は続落。271.29円安の23669.49円(出来高概算15億6000万株)で取引を終えた。24日の米国市場ではダウは反発し最高値を更新したが、ハイテク株が売られており、昨日の安川電<6506>、ファナック<6954>、ソニー<6758>の下げ同様、センチメントを悪化させた。また、為替市場では円相場が円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせていた。
売り一巡後には日本電産<6594>がプラスに転じたほか、安川電<6506>も戻りは鈍いものの上昇しており、やや安心感にはつながる場面もみられた。しかし、日経平均は5日線に上値を抑えられる格好となる中、円相場が1ドル108円台に入ると、断続的なインデックス売りから下げ幅を拡大させている。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは空運、電気機器、銀行、機械、その他製品、輸送用機器が軟調。一方で石油石炭、鉱業、陸運が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところではファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が重しに。
ドルベースの日経平均は高値を更新する中、海外勢の利益確定の流れが強まってきているようである。決算発表が本格化する中で積極的な売買が手控えられていることもあり、よりインデックスに絡んだ売買に振らされやすいだろう。また、米ハイテク株の下げが目立つ中、これまで相場のリード役だった半導体関連等への利益確定の流れが意識されやすく、結果、日経平均の調整につながる。
そのため、物色はテーマ性のある銘柄やインデックスに振らされにくい中小型株などに短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすいとみられる。好決算企業の反応も見極めが必要なところである。ただし、利益確定の流れであって、嫌気売りといった局面にはなく、好業績銘柄については、押し目拾いのスタンスを取りたいところである。(村瀬智一)《AK》
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