井上尚弥が7度目、拳四朗も2度目の防衛 ボクシング世界タイトルマッチ

2017年12月30日 21:49

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 30日、横浜文化体育館でプロボクシングのダブル世界戦が行われた。WBO世界Sフライ級タイトルマッチで王者・井上尚弥が同級6位ヨアン・ボワイヨ(フランス)に3回TKOで勝利、7度目の防衛に成功した。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチでは、王者・拳四朗が同級11位ヒルベルト・ペドロサ(パナマ)に4回TKOで勝利、2度目の防衛に成功した。

 井上尚弥は第3ラウンド、ボワイヨの大きな右フックをかわすと、ショートフックで応戦しコーナーに追い込んで左ボディをヒットさせる。ボワイヨはダウンし、立ち上がったところを井上は再び左ボディを連発させて再びダウンさせる。

 それでもボワイヨは立ち上がるが、距離を取りたがるボワイヨを井上は逃さずボディを左右から打ち込み、このラウンド3度目のダウンを奪う。3ラウンド1分40秒、そこでレフェリーストップとなった。

 拳四朗は4ラウンド、右フックでペドロサをぐらつかせロープ際に追い込み連打すると、ペドロサはクリンチで逃げる。さらに拳四朗は反対側のロープまで追い込むと、左ボディがヒットしダウンを奪う。ペドロサは立ち上がるもそこへ拳四朗が再びコーナーに追い込み連打すると、ペドロサはたまらず2度目のダウンをする。4ラウンド1分12秒、そこでレフェリーストップとなった。

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