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博展 Research Memo(6):2018年3月期の通期業績予想を増額修正
*15:05JST 博展 Research Memo(6):2018年3月期の通期業績予想を増額修正
■業績見通し
2018年3月期の業績予想について博展<2173>は、上期業績の進捗や足元の状況等を踏まえ、増額修正を行った。修正後の業績予想として、売上高を前期比14.4%増の10,6000百万円(修正幅+500百万円)、営業利益を300百万円(修正幅+150百万円)、経常利益を280百万円(修正幅+140百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益を180百万円(修正幅+90百万円)と増収増益(黒字転換)を見込んでいる。
売上高は、すべての商材が伸びる想定であるが、引き続き好調な「展示会出展」や「イベントプロモーション」、「商環境」が業績の伸びをけん引する見通しである。利益面でも、プロジェクト毎の利益確保や外注費の抑制に取り組むことで売上原価率の改善を図るとともに、新規投資の選択及び業務運営の効率化、ローコストオペレーションにより損益改善を図ることで、将来に向けた投資を継続しながらも収益性の改善を実現する方針である。なお、今回の修正幅について、上期業績の進捗などから判断すると、やや保守的な水準に収まっているとの見方もできる。その背景には、例年どおり下期偏重(特に年度末となる3月のウェイトが高い)の予算となっていることから不確実性を慎重にみていること、下期に初めてチャレンジする大型案件を予定していることなどがあるようだ。
弊社では、主力の「展示会出展」を中心に総じて順調に拡大基調にあること、損益改善の取り組みにも一定の成果がみられることから、修正後の業績予想は達成可能であるとみている。更なる上振れの可能性にも注意が必要だろう。また、注目すべきポイントは、上期同様、将来に向けた投資を継続しながら、いかに損益改善を図っていくのかにある。特に、前期の利益を圧迫した外注費や管理コストの削減がカギを握るとみており、オペレーションの慣熟(効率化)や内製化による費用圧縮等の取り組みをフォローしたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《MW》
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