スマホ無しでも音声・テキストで家族内コミュニケーション、「petoco」発売

2017年12月19日 22:36

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「petoco(ペトコ)」(写真:E3発表資料より)

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  • (写真:E3発表資料より)
  • (写真:E3発表資料より)

 E3は19日、ホームコミュニケーションデバイス「petoco(ペトコ)」の先行販売の予約を開始した。生活時間帯の異なる家族がpetocoを介してコミュニケーションを行え、家族の顔や誕生日の登録機能、アラームなど時計機能も搭載している。クラウドファンディングサイトの「Makuake」で支援を集める形をとっており目標額50万円に対して、2万4,360円~の3コースを用意している。

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■petocoを介した家族間のコミュニケーション

 petocoは、生活時間帯が違う家族間のコミュニケーションを補う音声認識デバイスだ。外出中の保護者が専用アプリを使うことで、子ども宛のメッセージをpetocoに送信。家族の顔を認識したpetocoは、在宅中の子どもにそのメッセージを伝える。帰宅通知も搭載。

 子どもがスマートフォンを持っていなくても、テキストやボイスチャットを相互で行える。静止画や動画の送信も可能だ。本体の通信では無線LANを使用。管理者の登録は、専用QRコードをpetocoのカメラにかざすだけだ。

■表情豊かなキャラクター 誕生日・記念日登録機能も

 petocoは本体にキャラクターを登場させる対話機能を持つ。挨拶をはじめ、誕生日・記念日を祝うことも。家族に関する情報を登録すれば、決まった日にアニメーション付きで祝ってくれる。

■音声操作も可能

 「ハイ、ペトコ」と声をかけたあと、音声操作を行える。主にアラームやタイマーなどの時計機能、ボイスメモの録音を利用可能だ。本体の音量調整やライトの切り替えも音声操作で行う。

■優しい光を意識したルームライト

 ルームライトは、「障子から覗く優しい光」がモチーフだ。モードは、色とりどりのレインボー、優しい光のリラックス、そして単色のソリッドの3つ。ソリッドでは6種類のカラーから選べる。これらの設定は、専用アプリから行える。

 petocoは、NTTドコモとE3の共同開発によって誕生した。「Makuake」で早期の予約を行うと先着で割引が提供され、発送は2018年2月上旬を予定している。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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