サンリツ Research Memo(1):梱包技術を背景に2020年3月期に営業利益950百万円を目指す

2017年12月12日 15:01

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記事提供元:フィスコ


*15:01JST サンリツ Research Memo(1):梱包技術を背景に2020年3月期に営業利益950百万円を目指す
■要約

サンリツ<9366>は、梱包事業を核に運輸事業や倉庫事業などを行う総合物流企業である。様々な条件に対応できる高度な梱包技術を背景に、顧客の物流業務をトータルでサポート、3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)や国際物流の分野にも進出している。特に通信機器、制御機器といった精密機器や大型の工作機械などの輸出用梱包、医療機器の保管に強みがある。現在、「オペレーションからソリューションへ」という新しいビジョンを打ち立て、変革に取り組んでいる。

2018年3月期第2四半期は売上高7,752百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益290百万円(同33.0%増)となった。増益要因は、国際航空貨物と制御システムにおける新規案件の獲得、工作機械でのスポット受注の増加、賃貸ビル事業のフル稼働、中国事業の再編、米国主要顧客の増産などである。2018年3月期通期業績見通しについて、同社は11月30日に上方修正を発表し、売上高15,600百万円(前期比6.7%増)、営業利益750百万円(同19.6%増)を見込んでいる。

同社は中期経営計画を策定し、2020年3月期に売上高16,500百万円、営業利益950百万円を目指している。不採算だった中国事業の再編が一段落したことを契機に、グループ全体の基盤整備に注力、次の成長へ向けた製品群やセグメントに経営資源を集中する計画である。国内では、精密機器と医療機器はノンアセット型新拠点を開設し、「立地」×「ソリューション営業」×「庫内オペレーションの高度化」で他社を差別化、工作機械は現有キャパシティーをベースに既存顧客との取引を深掘りする方針である。海外では、梱包技術の高さを訴求することで事業拡大につなげ、顧客ごとに最適化した国際輸送ネットワークを構築する考えである。

■Key Points
・梱包事業を核に運輸事業から倉庫事業まで、顧客の物流業務をトータルでサポートする総合物流企業
・2018年3月期通期営業利益を750百万円(前期比19.6%増)を見込んでいる
・2020年3月期に売上高16,500百万円、営業利益950百万円を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)《NB》

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