アイビーシーはブロックチェーンを利用したIoTデバイス向けセキュリティサービスの実証実験を開始

2017年12月5日 21:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

IBC<3920>(東1)は、ブロックチェーン技術を利用した電子認証システムとデバイスプロビジョニングシステムで構成されるIoTデバイス向けセキュリティサービス(「kusabi(楔)」)の実証実験を開始した。

IBC<3920>(東1)は、ブロックチェーン技術を利用した電子認証システムとデバイスプロビジョニングシステムで構成されるIoTデバイス向けセキュリティサービス(「kusabi(楔)」)の実証実験を開始した。[写真拡大]

■IoT市場の急激な拡大が見込まれる

 アイビーシー<3920>(東1)は、ブロックチェーン技術を利用した電子認証システムとデバイスプロビジョニングシステムで構成されるIoTデバイス向けセキュリティサービス(「kusabi(楔)」)の実証実験を開始した。

 kusabiは、ブロックチェーン技術による電子証明システムと独自のデバイスプロビジョニングシステム技術により、ソフトウェアだけでIoTセキュリティを実現する画期的なサービスである。しかし、IoTデバイスは性能的な制約により、従来のPC型セキュリティ対策を適用することが非常に難しくなっている。さらに、今後はIoT市場の急激な拡大が見込まれており、IoTデバイスに対するセキュリティ対策は喫緊の課題と言われている。

 kusabiモデルでは、日本IBMのコンサルティング・サービスを通じて、IoTデバイス向けセキュリティの課題を解決することで、ハードウェア依存モデルからの脱却を目指すとしている。そして、革新的なソフトウェア技術を所有するビジネスプレーヤーによるエコシステムを形成することで、3つの不要(専用チップが不要、認証局が不要、マルウェア対策が不要)の実現を推進する。

 同社では、kusabiモデルと、エコシステムの形成と拡大を、IoTデバイス向けセキュリティ対策の最適解と位置づけており、同実証実験により将来的なサービス化を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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