学研ホールディングスが急反発、9月決算好調で政策に乗る点などを再注目

2017年11月15日 09:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■営業・経常利益とも前期比20%増加

 学研ホールディングス<9470>(東1)は15日、取引開始後に5%高の3400円(165円高)まで上げて急反発となり、日経平均やTOPIXが比較的大きく下げている中で逆行高が目立っている。14日の取引終了後に2017年9月期の連結決算を発表し、営業・経常利益とも前期比20%増加し、純利益は固定資産売却益が加わり2.4倍になったことなどが材料視されたようだ。

 今期・18年9月期の連結業績見通しは、営業利益が6.4%増の36.0億円、純利益は前期の固定資産売却益の反動が出る形になり21.9%減の26.0億円、1株利益は292円50銭。教育の無償化や待機児童対策などの政策に乗る事業を展開するため、「業績が順調なら買い」(市場関係者)として注目銘柄リストに入れる動きもある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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