パシフィックネットがストップ高、テレワークなどのモバイルワーク新サービスを好感

2017年10月10日 11:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「Bizmoハイパーコネクト」10日開始と発表し構造転換が早まる期待

 パシフィックネット<3021>(東2)は10日、急伸し、11時を過ぎて何度もストップ高の603円(100円高)で売買されている。東証2部の値上がり率1位に躍進。10月6日付で、より強固なセキュリティ環境でテレワークなどのモバイルワークが可能になる新サービス「Bizmoハイパーコネクト」を10月10日に提供開始と発表し、期待が集中した。

 10日サービス開始の「Bizmoハイパーコネクト」は、インターネットを介した外部からの脅威を遮断する高セキュリティを低コストで早期に実現可能な通信サービス「Bizmo閉域リモートアクセス」と、ファイルを仮想化しクラウドに自動保存、デバイスのデータレス化を簡単に低コストで導入できる「Bizmo Shadow Desktop」とを組み合わせたトータルセキュリティソリューション(それぞれ個別での導入も可能)。

 これをIT機器レンタルなどのLCM(ライフサイクルマネジメント)サービスと組み合わせることで、「デバイス」「通信・ネットワーク」「クラウドサービス」の全てをワンストップで提供することができ、顧客はセキュリティの向上に加えて、作業負荷やコストの削減を一気通貫で行うことが可能になる。

 同社はいま、積極的な先行投資による事業構造の転換を進めている。ITシステムの導入やメンテナンス管理などをトータルで行うだけでなく、従来事業の強みを生かし、機種変更などの際にデータ消去や買い取りまでワンストップで行う「LCM(ライフサイクルマネジメント)」サービスが拡大している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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