10月6日のNY為替概況

2017年10月7日 05:18

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記事提供元:フィスコ


*05:18JST 10月6日のNY為替概況
 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円44銭まで上昇後、112円64銭へ反落しし引けた。

米9月雇用統計でハリケーンの影響を受けて非農業部門雇用者数が予想外の減少に落ち込んだものの、賃金の予想以上の上昇、失業率の低下に加えてスラックの大幅な改善で、年内の追加利上げ観測が一段と強まりドル買いが加速した。その後、北朝鮮が今週末にミサイル発射実験を計画しているとの噂が流れると、リスク回避のドル売り・円買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1670ドルまで下落後、1.1739ドルまで反発して引けた。

ユーロ・円は、132円11銭から132円77銭のレンジ内で上限に振れた。

ポンド・ドルは、1.3084ドルから1.3027ドルまで下落。メイ首相が閣僚の十分な支持を得ていると述べ、辞任観測を受けたポンド売りが後退した。

ドル・スイスは、0.9836フランへ上昇後、0.9771フランへ反落した。

[経済指標]・米・9月非農業部門雇用者数:-3.3万人(予想:+8.0万人、8月:+16.9万人←+15.6万人)・米・9月平均時給:前年比+2.9%(予想:+2.6%、8月:+2.7%←+2.5%)・米・9月失業率:4.2%(予想:4.4%、8月:4.4%)・米・8月卸売在庫改定値:前月比+0.9%(予想:+1.0%、速報値:+1.0%)・米・8月卸売売上高:前月比+1.7%(予想:0.0%、7月:-0.1%)《KY》

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