第一稀元素化学はノーベル賞予想の連想買いが言われて急伸16%高

2017年9月21日 10:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■米国で近い将来のノーベル賞候補に桐蔭横浜大学・宮坂力特任教授と伝わる

 第一稀元素化学工業<4082>(東2)は21日、大きく上値を追い、朝方に16%高の1660円(234円高)まで上げて株式分割などを調整後の上場来高値を更新した。ロイター通信の報道として、「米情報会社クラリベイト・アナリティクスは20日、近い将来ノーベル賞を受賞する可能性が高い研究者の1人に、桐蔭横浜大学の宮坂力・特任教授を選出した。エネルギー変換効率の高い次世代太陽電池に用いる『ペロブスカイト材料』の研究業績が評価された」と伝えられ、連想買いが集中したとの見方が出ている。

 業績は前期・2017年3月期に連結純利益などが最高を更新し、今期は減益を見込むが高水準を続ける見通し。今期の会社予想1株利益は132円36銭。株価はPER12.5倍前後のため割安感があるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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