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ラクオリア創薬<4579> 胃食道逆流症治療薬tegoprazanの韓国における製造販売承認申請を発表
*17:18JST ラクオリア創薬<4579>---胃食道逆流症治療薬tegoprazanの韓国における製造販売承認申請を発表
ラクオリア創薬<4579>は4日、導出先であるCJヘルスケアが、胃食道逆流症治療薬として開発中のtegoprazanについて、韓国において製造販売承認申請を行ったと発表した。
同社が創出したtegoprazanは、カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(以下P-CAB)と呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤。P-CABは、胃食道逆流症治療薬の第一選択薬であるプロトンポンプ阻害剤(PPI)とは異なるメカニズムで、PPIよりも速やかにかつ持続的に胃酸分泌を抑制することから、PPIに代わる酸関連疾患治療薬として注目を浴びている。
同社は平成22年9月、CJ第一製糖株式会社(現:CJヘルスケア株式会社)との間で、tegoprazanを含むP-CABについて東アジア地域を対象としたライセンス契約を締結し、平成27年5月には韓国においてフェーズ3が開始される等、順調に開発が進められてきた。この度、韓国フェーズ3にて良好な成績が得られたことから、平成29年8月31日付で韓国食品医薬品安全処(MFDS:Ministry of Food and Drug Safety)へ承認申請が行われた。今後tegoprazanは、新薬許可の手続きを経て薬価収載後、2018年12月に正式発売される予定。
なお、本件に伴う同社の今期連結業績への影響については軽微と発表されているが、中長期的には韓国・中国における開発の進捗に応じたマイルストン収入のみならず、販売開始後は一定料率のロイヤルティ収入が得られることになる。さらには他の主要国での展開も期待されることから、同社の業績拡大に直結する重要なイベントであり、同社の今後が注目される。《MW》
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