概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、朝安の後に買われる流れ

2017年6月14日 10:16

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記事提供元:フィスコ


*10:16JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、朝安の後に買われる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 61700.23 -0.82%
13日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比128.76ポイント高(+0.21%)の61828.99で取引を終えた。62011.87まで上昇した後、一時61510.01まで下落した。

高く寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。この日の欧米市場が堅調だったことが支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。一方、テメル大統領に関し、新たなスキャンダルが浮上していることが指数の上値を押さえた。地元メディアによると、大統領は最高裁の動きを諜報活動をしたという。

【ロシア】MICEX指数 1861.27 -1.17%
13日のロシア株式市場は3営業日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比22.07ポイント(-1.17%)安の1861.27で取引を終了した。1871.29から1857.26まで下落した。

大幅安で寄り付いた後も安値圏で推移した。米国がロシアに対し、経済制裁を追加するとの観測が嫌気された。また、石油輸出機構(OPEC)が2017年のロシアの原油生産量予想をこれまでの1日あたり1116万バレルから1104万バレルまで引き下げたことも資源セクターの圧迫材料となった。

【インド】SENSEX指数 31103.49 +0.03%
13日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比7.79ポイント高(+0.03%)の31103.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.50ポイント安(-0.10%)の9606.90で取引を終えた。

SENSEX指数はおおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。利下げ期待が高まっていることが支援材料。5月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の2.99%から2.18%に低下し、市場予想の2.60%を下回った。これは約5年ぶりの低水準を記録。市場関係者らは、インド準備銀行(中央銀行)が10月にも25bp(ベーシスポイント)の利下げを実施すると予測した。

【中国本土】上海総合指数 3153.74 +0.44%
13日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比13.87ポ
イント高(+0.44%)の3153.74ポイントと反発した。

朝安の後に買われる流れ。市中金利の上昇基調を嫌気した売りが先行したものの、政策期待のある銘柄などに買いが入り、指数は中盤からプラスに転じた。資源株が相場をけん引。なかでも、石炭株の上げが目立つ。エン州煤業(600188/SH)が5.2%高と値を上げている。国家能源局(国家エネルギー局)の局長が「供給サイド改革を強く推し進める」と改めて強調したことを受け、市況改善の期待が高まった。《CS》

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