『 キラキラ☆プリキュアアラモード 』8~9話にて浮上の資金問題について!

2017年4月8日 08:48

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『 キラキラ☆プリキュアアラモード 』8~9話にて浮上した、資金問題について! 今作ではお金のやり取りは描写しない?©ABC-A・東映アニメーション

『 キラキラ☆プリキュアアラモード 』8~9話にて浮上した、資金問題について! 今作ではお金のやり取りは描写しない?©ABC-A・東映アニメーション[写真拡大]

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 4月2日に放送された『 キラキラ☆プリキュアアラモード 』第9話「キラパティがあなたの恋、叶えます!」にて、ポケモンのサトシが登場!?

 なんて、ちょっとだけ話題になりました。サトシを大人にしたような服を着たキャラクターが登場したのです。

 それはそれで面白い話題なのですが、その影に隠れてもうひとつ、興味深いテーマがファンたちの間で語られているのです。その問題に勝手に名前をつけるとすれば、こうでしょうか。

 『 キラキラ☆プリキュアアラモード 』に降って湧いた「プリアラ資金問題!!」

 今回は、この問題についてご紹介します。プリアラがどんなアニメかわからないという方は、こちらを。

■スイーツへの想いが生む万能エネルギー、キラキラル


 この問題に触れる前に、おさえておきたいポイントがひとつあります。それは、「キラキラル」についてです。

 キラキラルとは、プリアラにおいて“スイーツから生まれる”という不思議なエネルギーのことをさします。スイーツに込めた想いが結晶化したものであり、スイーツの美味しさの元でもあります。

 今作のプリキュアは、このキラキラルから攻撃に使えるクリームを生み出したり、クリームでものを作ったりすることが出来ます。

 スイーツの愛が生み出す、人を笑顔にさせたり道具にもなったりする超万能エネルギー、という感じです。

■持ち運べるスイーツショップ!? 『キラキラパティスリー』


 では、話を戻します。

 アニメ第8話にて、主人公・いちか達は、スイーツショップ『キラキラパティスリー』をオープンさせました。店内の飾りやイスなどは、すべて上記のキラキラルが元になって作られています。

 お店自体も、鞄を開くことで出現するという謎原理のスグレモノ。持ち運びが可能なので、移動するお店として営業することも出来てしまいます。

 未知のエネルギーがある世界ですし、そもそもプリキュアは魔法少女モノのアニメです。このあたりへのツッコミは不要ですよね?

 そう、ここまでは誰もが納得出来るです。問題はここからです。

■今作はお金のやりとりを描写しない


キラキラ☆プリキュアアラモード

画像引用元:©ABC-A・東映アニメーション

 『キラキラパティスリー』はスイーツ“ショップ”です。つまり、お店です。いちか達がケーキを作り、それを求めてきた人たちに売るわけです。実際、訪ねてくる人たちのことを”お客さん”として認識していました。

 ところが、今作のプリキュアでは徹底してお金のやり取りを描いていません(9話時点での話です)。

 作ったスイーツに値段表示はありませんし、訪れたお客さんが財布を出した描写もありません。

 とはいえ、そこは幼女の皆様が楽しむアニメ、プリキュアです。生々しいお金のやり取りを描かないという方向性は理解できます。

 「中高生だけでお店を営業していいの?」「営業許可は?」なんてツッコミも無用。

 『キラキラパティスリー』はお店屋さんごっこの延長――と考えれば、とくに問題はないはずなのですが……。

 どっこい、8話にてスイーツの素材を普通にお店で購入している(例のごとく財布を出すシーンはカット)のです。

 買い出しという概念がある以上、お金のやりとりは発生しているのに、描かない。

 素材も不思議な力で出せるとして、あくまでファンタジーを貫き通した方が半端に現実を感じさせることもなかったのでは?

 と疑問に思ったファンもいるようです。

 やっぱりお金のやりとりは描いた方が、教育にもなるのでは? との声も。

 ごっこあそびのおもちゃにも、お金やレジのおもちゃはあります。お店を名乗りつつ、タダでお菓子のやりとりをしているようにも見える見せ方は、子供に疑問を持たれる可能性もあるかもしれません。

 という問題です。ファンの間で、お金のやりとりの必要性をめぐって議論されているわけです。

 とはいえ、それを気にしているのは一部の方だけでしょう。肝心の幼女の方々がとくに疑問に感じていないのであれば、別に問題はなにのかもしれません。

 でもやっぱり、どうせなら素材をキラキラルでなんとか出来たほうが、ファンタジーっぽくて面白いのになあ、と思いました。

  いろいろ書きましたが、プリアラは良いアニメです。考察されるのも、楽しんでいる方の多い証拠です!

 今からでも間に合う『 キラキラ☆プリキュアアラモード 』。5人のプリキュアを紹介します♪

(あにぶ編集部/星崎梓)

©ABC-A・東映アニメーション

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