新江ノ島水族館など、日本動物園水族館協会を脱退 イルカ入手巡り

2017年4月4日 16:20

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、  日本動物園水族館協会は2015年、世界動物園水族館協会からの要求を受けて「追い込み漁」で捕獲したイルカの入手を禁止することを発表したが(ハフィントンポスト)、追い込み漁でのイルカ入手を希望するなどとして2水族館が同協会を脱退することが明らかになった(神奈川新聞産経新聞)。

 脱退したのは神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館と、山口県下関市のしものせき水族館「海響館」。追い込み漁は漁船や漁網でイルカを入り江や浜辺に追い込んで捕獲する漁法で、日本では和歌山県太地町での漁が有名。新江ノ島水族館は今後も太地町からのイルカや鯨の搬入を希望しているとのことで、また海響館は追い込み漁は合法であり禁止する方針を容認できないと主張している。

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