サッカーW杯アジア最終予選、本田圭祐が語るUAE戦召集の心境

2017年3月22日 09:19

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UAEとの一戦は、最終予選突破に向けた重要な戦いとなる。

UAEとの一戦は、最終予選突破に向けた重要な戦いとなる。[写真拡大]

 日本時間23日深夜に、サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選のUAE(アラブ首長国連邦)戦が行われる。20日、アルアイン(UAE)に到着した本田圭佑が今回の召集に関してその心境を語った。本田は所属するACミランで今年になってから試合に出場したのは、14試合のうちわずかにロスタイムの1分だけである。それでも代表戦のそれもワールドカップ予選に召集されたのは、サッカー関係者からは有り得ないこととまで言われている。ハリルホジッチ監督の召集は自ら「試合に出ていない者は召集しない」と語っていたこともあり、疑問も指摘されている。

 その渦中にある本田自身はこう言い切った。そもそも試合に出ていないからコンディションができていないと言うのは違っており、「今のコンディションに問題は無い」。練習で感じているが、「ただ試合勘は練習では得られないわずか10㎝の違いとなって勝負を左右する」こともある。「試合に出ていないのは自分の不始末である」。

 召集された以上はどういう使い方をされてもそれは監督が決めること、使われなければそれも自分の不始末と話す本田は、試合に向け、「とにかくするべきことをして勝てればそれでいい、それだけ、監督は勝つためのメンタリティーを自分に要求している」と語り、「試合に出たら点を取って勝ちます、そのつもりで試合に臨む」と締めくくった。

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