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『ドラゴンボールZ』ブロリー&パラガスが宇宙一最高な親子である8の理由
『 ドラゴンボールZ 』ブロリー & パラガスが宇宙一最高な親子である8の理由(C) バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
『ドラゴンボール超』に登場する女版ブロリーもいいけど、やっぱりオリジナルだよね!というわけで、今回は数ある劇場版ドラゴンボールシリーズの中でも圧倒的な人気を誇る、『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』にて初登場したブロリー&パラガス親子について触れていこうと思います。
お前たちがブロリストになる意思を見せなければ、この星を破壊し尽くすだけだ……!!
■ブロリー は生まれたときから超エリート級の戦闘力
ブロリーは惑星ベジータにて悟空と同じ日に生まれた、純粋なサイヤ人です。保育器では悟空の隣に位置していて、悟空の泣き声によく泣かされていたようです。そのせいか、悟空に対する激しい恨みを持ち、「カカロットオオオオッ!」と悟空の本名を叫びながら襲ってくるシーンがあります。
なんとこのブロリー、生まれたときから戦闘力が一万もありました。サイヤ人のエリートであるナッパ様の戦闘力が4000程度とされているので、これは尋常ではない数値です。
とはいえ、赤ん坊なので戦闘力をコントロールすることは出来なかった模様。
当時サイヤ人達のトップに位置していたベジータ王(ベジータの父)は、ブロリーの戦闘力を危険視し、父であるパラガスもろとも葬り去ろうとしました。
重症を負い、ゴミのように捨てられた親子。その後フリーザが惑星ベジータを破壊し、星の爆発に巻き込まれることでブロリーの潜在的な力が開放されます。そうして生き延びたブロリー&パラガスは、広い宇宙へと飛び立つのです。
■変身前後のギャップが凄すぎる
通常時のブロリーは長身でなかなかの筋肉を持ってはいるものの、悟空達と比べれば細身ですし、ぱっとしない顔つきに無口で気弱そうという、たいしたことなそうな雰囲気を放っています。
事実、ベジータはブロリーのことをまったく警戒していませんでした。
けれど、戦闘時には一気に筋肉が膨張し、ドラゴンボールでトップクラスの筋肉キャラに変貌します。白目になり、口数が増えて性格も残虐になります。
このギャップがブロリーの魅力の一つです。
■他の追随を許さない形態・伝説の超サイヤ人
画像引用元:(C) バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
ブロリーは幼少時に超サイヤ人へと覚醒し、宇宙の星々を楽しみながら破壊して回るようになります。一方パラガスはブロリーの力をコントロールする装置を科学者に作らせ、ブロリーに取り付けます。
そうしてブロリーの戦闘力を味方につけたパラガスは、南の銀河を破壊し尽くしてしまうのです。
そんなブロリーには、いくつかの形態があります。
まずひとつが、先の述べた通常形態。
次が、力をコントロールされた状態で超化した、青髪の形態。超サイヤ人ブルーではありません。
『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』に登場した通常の超サイヤ人形態。
そして、一番有名な伝説の超サイヤ人形態。
元々超サイヤ人は1000年に一人現れる伝説の戦士とされていました。悟空やベジータとの超サイヤ人とは違い、この形態のブロリーは髪色が黄緑色で、超トランクス以上の筋肉を持ち、それでいて超トランクスのようにスピードが落ちることなく、むしろ上昇しています。戦闘力も、セルゲーム前だと思われる悟空達を相手に、一人で無双出来るほどの圧倒的っぷり。
通常の超サイヤ人とはいろいろ異なるこの形態こそが、本来の伝説とされていた超サイヤ人なのかもしれません。
この状態になれるのは、今のところブロリーだけです。
■倒される最後の最後まで無敵だった
『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』では、悟空・悟飯・ベジータ・トランクス・ピッコロを相手にほぼ無傷で圧倒しています。
時期的にセルゲームあたりだと思われるので、悟空と悟飯はセルに近い戦闘力を持っているはずです。セルの上半身を吹き飛ばした、至近距離からのかめはめ波を受けても、「なんなんだぁ今のは」で済ませられる防御力。
しかも、悟空・悟飯・トランクスの三人は途中仙豆で復活しています。サイヤ人は死の淵から蘇るとパワーアップするので、全回復どころか強くもなっているはずなのに、それでもブロリー一人に無双されてしまいます。
その清々しいまでの無双っぷりと、ビルや地面の壊しっぷりがまた魅力的なんです。
敵キャラクターが魅力的なことで有名なドラゴンボールですが、ここまで圧倒的なパワーと、勝てないだろこんなの!という絶望感を与えてきたキャラクターはいません。
■星の爆発でもマグマでも死なない
パラガスは星を彗星にぶつけ、コントロールできなくなってしまったブロリーごとベジータを始末しようとします。しかし、星を脱出の際ブロリーに見つかり、宇宙船である一人用のポッドごと潰されてしまいます。
その際に、ブロリーが発した言葉がこちら。
「この俺が星の爆発くらいで死ぬと思っているのか」
星が爆発するほどのエネルギーに耐えられるとはさすがブロリーです。まあ、フリーザですら耐えられるので当然といえば当然ですが。
ちなみに、ブロリーは宇宙空間でも生身で移動することが可能なので、核も平気だと思われます。また、バリアを張ってマグマを防いでいるシーンもあります。
星の爆発に耐えられるブロリーなので、マグマくらいへっちゃらだとは思いますが――いざという時はバリアだって張れるというわけです。
スキがなさすぎるぜ!
■三度も登場したしつこさ
画像引用元:(C) バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』では、悟空がみんなの力を自分に加算するというチート技でなんとかブロリーを撃破します。
しかし、それでも死ななかったブロリーは、『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』で再来。セルを倒し、青年になった悟飯を追い詰めます。この時の悟飯は身体がスパークしていないため、超サイヤ人2状態であったのかどうかは意見がわかれるところです。
いずれにしても、セルを倒した悟飯に悟天と悟空の力が合わさり、親子三大かめはめ波&トランクスの援護があって、ようやく倒せるくらいの強敵でした。
ちなみに、この親子三大かめはめ波を迎え撃ったブロリーの光弾は、軽く放ったようなものでした。もしブロリーがかめはめ波のように気を溜めて攻撃してきていたら、結果は変わっていたかもしれません。
■ゲームの中でも優遇
そんなブロリーは、今のようにたくさんのキャラクターが登場できなかったスーパーファミコン時代のゲームから、劇場版キャラクター枠として参戦しています。その『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』では、映画でブロリーの後に登場したボージャックより、ブロリーの方が強いと語られています。
その後も数々のゲームに登場したブロリー。最近では超サイヤ人4ブロリーという架空の形態まで登場し、たった一人で超4悟空・ベジータなどを相手に無双するアニメーションが作られています。関係者たちにも愛されています。
■ネットの世界でも大人気!
ブロリーファンのことを、ネット上ではブロリストと呼びます。
ニコニコ動画では、ブロリー関連の動画がたくさん存在します。造形天下一武道会7でも、ブロリーのフィギュアを創った造形師がブロリストを名乗っています。
とまあ、アニメでもゲームでも優遇され、愛されているブロリー。その人気の秘訣は、圧倒的な戦闘力の演出と、やはり圧倒的な筋肉のおかげでしょうか。また、ブロリーの足音や攻撃音もいちいち独特で、印象に残りやすいです。
そんなブロリーのフィギュアが造形天下一武道会7にて登場する予定です。ぜひチェックしてみてください。
知る人ぞ知る、実は昔から存在していたドラゴンボールの不死身キャラ
(あにぶ編集部/星崎梓)
(C) バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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