【話題】東芝に代わる日経平均採用の思惑でセイコーエプソンや村田製作所が続伸

2017年2月16日 11:27

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ミネベアとミツミ電機統合の際もジャパンディスプレイとともに有力視される

 16日の東京株式市場では、11時にかけてセイコーエプソン<6724>(東1)が6日続伸基調の2592円(38円高)となり、村田製作所<6981>(東1)は2日続けて年初来の高値を更新して1万6340円(65円高)となっている。四半期決算発表を延期した東芝<6502>(東1)に東証2部への市場変更の可能性や日経225種平均株価から除外の観測が流れたため、東芝に代わる日経225採用候補として期待や思惑が強まったという。

 日経225採用候補としては、2017年1月に旧ミツミ電機とミネベアが経営統合してミネベアミツミ<6479>(東1)が発足する際に、両銘柄とも225採用だったため「席」が一つ空くことになり、補充候補としてセイコーエプソン、村田製作所、ジャパンディスプレイ<6740>(東1)、大塚ホールディングス<4578>(東1)などが挙げられたことがある。このときは大塚ホールディングスが採用された。

 日経225種平均株価の採用に当たっては、日経平均株価の構成銘柄選定基準を検索すると「市場流動性」や「セクターバランス」などを基準に、「不足するセクターについては、同セクター内の未採用銘柄のうち、市場流動性順位の高いものから順に、不足する銘柄数に当たる銘柄を採用」するとある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】エルテスは続落も新サービス提供開始で成長可能性を見直し直近IPO株買いの再燃が有力(2017/01/06)
【株式評論家の視点】キャリアは「働き方改革」の推進で、アクティブシニアの就労機会を創出(2017/01/07)
【編集長の視点】スタジオアタオは反落も独自ビジネスモデルの高評価が続き直近IPO株買いで上値チャレンジ余地(2017/01/10)
【株式評論家の視点】アグレ都市デザインは価格以上の価値を顧客に提供できることが強み(2017/01/11)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事