マルマエ:受注残高水準維持、半導体が前年比倍増(12月末)

2017年1月17日 11:06

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

半導体・FPD製造装置用の真空部品など、精密切削加工のマルマエ<6264>(東マ)は、昨年12月末の受注残高が全体として481百万円(前月比8.7%、前年同月比38.9%増)の高水準を維持した。

半導体・FPD製造装置用の真空部品など、精密切削加工のマルマエ<6264>(東マ)は、昨年12月末の受注残高が全体として481百万円(前月比8.7%、前年同月比38.9%増)の高水準を維持した。[写真拡大]

■FPD分野も9月残底に3カ月連続増加

 半導体・FPD製造装置用の真空部品など、精密切削加工のマルマエ<6264>(東マ)は、昨年12月末の受注残高が全体として481百万円(前月比8.7%、前年同月比38.9%増)の高水準を維持した。

 特に、半導体分野は出荷検収が順調に進む中で受注が高水準で推移し、対前月増減率は9.6%増、対前年同月増減率では222.1%と倍増し320百万円となり、全受注残高の約7割を占めた。

 FPD分野も、受注・出荷検収ともに好調で、対前月増減率は7.2%増となり、対前年同月比では33.6%減ながら155百万円と9月を底に3月連続増加し水準を高めている。その他分野は特別な動きはなく横ばいを維持し6百万円であった。

■第10.5世代向け新品種需要が拡大~試作・生産能力の拡大が課題

 今後の見通しにつて取締役藤山敏久氏は「半導体分野では、ロジックの微細化投資に加え、3D NANDの投資拡大で市場環境は今期中も好調を維持する見通。FPD分野では、有機EL向けと第10.5世代大型パネル向けの新規受注品種の需要が拡大する見通しから引き合いも多く、試作能力、生産能力の拡大へ向けて対策を講じたい。」と話している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【どう見るこの相場】スピード調整色を強める可能性、目先的な過熱感を警戒(2016/12/19)
【中西文行の相場展望&注目銘柄】狙える!12月決算の大型株配当取り相場(2016/12/19)
【配当特集】ソーバルは連続増配見通しで配当利回り増す、押し目買い妙味膨らむ(2016/12/19)
【株式評論家の視点】イントラストは収益機会が拡がる、下値買い妙味が膨らむ(2016/12/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事