政治から読み解く【経済と日本株】民進・柿沢氏 :国会内は緊迫している

2016年11月25日 18:49

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記事提供元:フィスコ


*18:49JST 政治から読み解く【経済と日本株】民進・柿沢氏 :国会内は緊迫している
民進・柿沢氏は「代議士会。年金カット法案、午後の厚労委で審議打切り、強行採決をやってきそうで、国会内は緊迫している」とツィート(11/25)

柿沢氏は、「年金カット法案が成立すれば、当然ながら今の高齢者の年金は減り、将来の受給者となる現役世代や将来世代の年金も実のところ増えない。今回の法案にある新ルールを過去10年にあてはめると、厚生年金で年14万円、国民年金で年4万円の支給額の減額になっていた計算となる。」と指摘している。また、「年金関連の法案は最少でも30時間の委員会審議は行なわれてきたのに、審議時間わずか19時間。辻褄合せに過ぎない場当たり的なカットを重ね、年金制度の抜本改革の呼びかけには応じない。都合が悪くなると強行採決。」と批判しており、安倍政権の強行的な国会運営に対して野党側は反発を強めている。

ただし、安倍首相は、米国(トランプ次期米大統領)のTPP撤退宣言、ロシアによる北方2島へのミサイル配備、ベトナムの原発輸入見送りの「3連打」を浴びており、一部の識者は「第二次安倍政権誕生後、最も厳しい局面を迎えている」との見方を示している。S《MK》

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