絵文字がニューヨーク近代美術館のコレクションに、iモードの176文字

2016年10月31日 22:24

印刷

記事提供元:スラド

yasuoka 曰く、 昨日10月26日、New York近代美術館がDoCoMoのiモード絵文字176字をコレクションに加えることを発表した(WIRED)。

 この176字は、栗田穣崇さんがデザインを手がけたもので、1999年2月のiモード開始時点ではモノクロ166字だったが、1999年12月発売の端末「F502i」でカラー化されたものだ。

 NHKニュースは絵文字が「1999年に初めて携帯電話に導入された」と伝えているが、携帯電話の電子メール絵文字はもう少し歴史が古く、私(安岡孝一)が調べた限りでは、1997年11月のJ-PHONE DP-211SWにまで遡る。絵文字のデザイン自体は、もちろん全く異なるものだが、今後「元祖争い」に発展するのか、注目に値するだろう。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | 携帯電話

 関連ストーリー:
iOS 10では拳銃の絵文字が水鉄砲の絵文字に置き換えられる 2016年08月03日
Unicode Consortium、人物を示す絵文字の大半で男女の切り替えを可能にする計画 2016年07月18日
コミットメッセージに絵文字を使うことで視認性を高める「Emoji Prefix」 2016年07月07日
Unicodeの絵文字にスコットランド国旗が追加されない理由とは 2016年06月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事