【業績でみる株価】エバラ食品工業は17年3月期第2四半期累計の利益を増額修正、通期予想も増額余地

2016年10月26日 11:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 エバラ食品工業<2819>(東1)は10月25日、17年3月期第2四半期累計(4~9月)利益予想の増額修正を発表した。通期利益予想は据え置いたが増額余地がありそうだ。株価(10月24日付で貸借銘柄に選定)は基調転換して戻り歩調だ。増額修正を評価して上値を試す展開だろう。

 17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は前回予想(5月13日公表)に対して、売上高は16百万円減額して前年同期比2.7%増の262億75百万円、営業利益を2億54百万円増額して同0.3%増の10億95百万円、経常利益を2億10百万円増額して同3.9%減の10億91百万円、純利益を2億42百万円増額して同0.7%増の6億85百万円とした。

 営業利益と純利益は減益予想から増益予想に転じ、経常利益は減益幅が縮小する見込みとなった。売上高がほぼ計画水準となり、利益面では収益性の高い家庭用既存主力商品が伸長したことに加えて、電力料や光熱費などのエネルギーコストの低減が売上原価率改善に寄与した。

 通期予想は据え置いて、売上高が前期比1.3%増の513億77百万円、営業利益が同8.3%減の16億09百万円、経常利益が同7.4%減の16億72百万円、純利益が同15.6%減の8億69百万円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が51.2%、営業利益が68.1%、経常利益が65.3%、純利益が78.8%と高水準である。

 砂糖類の価格高騰によるコスト増加が見込まれるなど、事業環境が先行き不透明な状況にあるとして通期予想を据え置いたが、第2四半期累計の利益進捗率が高水準であり、消費者が内食傾向を強めていることも考慮すれば通期利益予想にも増額余地がありそうだ。

 株価(10月24日付で貸借銘柄に選定)は8月の年初来安値1840円から切り返して戻り歩調だ。10月5日には1990円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となった。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。基調転換して戻り歩調であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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