藤倉ゴムやオリコンなど「マグネシウム電池」関連株が連日急伸

2016年10月12日 10:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■古河電池は水を入れるだけで電池になる世界初の「マグボックス」

 藤倉ゴム工業<5121>(東1・売買単位100株)は12日、13%高の622円(72円高)まで上げた後も強い相場が続き、10時を過ぎては600円前後で大商い。「スマートフォンを5台同時に充電できる非常用マグネシウム空気電池(商品名:WattSattワットサット)」9月1日発売決定と8月に発表しており、10月9日付の日本経済新聞・朝刊が「ホンダと埼玉県産業技術総合センター(埼玉県川口市)は世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる2次電池の実用化にメドを付けた」と伝えてマグネシウム電池関連株が動意を強める中で派手な値動きとなっている。

 同じく、古河電池<6937>(東1・売買単位千株)は、紙容器製で水を入れるだけで電池になる世界初のマグネシウム空気電池「マグボックス」を商品化しており、昨日ストップ高。

 また、音楽ヒットチャートなどのオリコン<4800>(JQS・売買単位100株)は、連結子会社オリコン・エナジーが2014年に日本素材株式会社からマグネシウム燃料電池の製造に関する特許を譲り受けたと伝えられたことがあるようで、昨日のストップ高に続き朝方に27%高の368円(79円高)まで上げて急伸となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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