ドラマ『W』漫画の世界が静止、イ・ジョンソクはハン・ヒョジュのいる現実世界へ

2016年8月7日 22:23

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KStars

ドラマ『W』で、今回はイ・ジョンソクがハン・ヒョジュの住む現実世界へと向かった。写真:MBC『W』

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  • ドラマ『W』で、今回はイ・ジョンソクがハン・ヒョジュの住む現実世界へと向かった。写真:MBC『W』
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 ドラマ『W』で、今回はイ・ジョンソクがハン・ヒョジュの住む現実世界へと向かった。

 先月28日夜10時放送のMBC水・木曜ドラマ『W』(脚本:ソン・ジェジョン、演出チョン・デユン)第4話では、ソン・ヒョンソク(カン・チョル父の友人、チャ・グァンス)に対し、かつて家族を殺した真犯人について再び語るカン・チョル(イ・ジョンソク)の姿が描かれた。

 カン・チョルは入院当時、なぜ看護師が自分を殺そうとしたのか覚えていないと言ったことを受けて「最近起きることがこのように脈絡がない」と話した。またオ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)と初めて会った日に刃物で刺された事件も脈絡がなかったと言い、「10年前に家族を殺した犯人も別の次元にいるのではないだろうか、一生をかけても見つけ出せないのではないかと思う。動機と原因がなければならないのに抜けている」と話した。

 オ・ヨンジュは自分の身に起きたことが信じられず、さらにはカン・チョルに夢中になってしまう。警察に捕まる危険があるためカン・チョルの家に閉じ込もっていなければならない状況で、彼から服や靴などをもらい驚くヨンジュ。彼女は「ロマンチックなドラマのようにときめく」と言い、カン・チョルが電話で「病気のような魅力」と言うと、「その言葉にもときめく自分は本当に病気」と突然告白し、ときめきを隠せなかった。そしてもしかしたら現実世界へ帰ることができるのではと思い「愛してる」と告白したものの、何も起きず笑いを醸し出した。

 カン・チョルは「僕には通じないことだって分かるでしょう」と言いながらも「もう一回だけ聞いたら心が揺れると思うけど」と、オ・ヨンジュへの好意を表した。

 その後オ・ヨンジュはユン・ソヒ(カン・チョルの秘書、チョン・ユジン)の計略によって警察に捕まる。ユン・ソヒはオ・ヨンジュをワインバーへ誘い出し、オ・ヨンジュはそこでカン・チョルを応急手当てした時に見たウェイターと出くわした。ウェイターが自分を思い出したため逃げ出すものの、追ってくる警察を振り切ることはできなかった。

 警察に捕まったオ・ヨンジュは漫画の世界では身元が確認できないため執拗に追及され、カン・チョル殺害の有力な容疑者として取り調べを受け続けるほかなかった。結局何も弁明できないオ・ヨンジュは拘置所で収監生活を送る羽目になる。

 ユン・ソヒはカン・チョルによって解雇され、カン・チョルは入国後すぐにオ・ヨンジュを訪ねる。カン・チョルはオ・ヨンジュを脱出させる方法を考え、彼女に住んでいる所を尋ねた。カン・チョルは「オ・ヨンジュが消えれば終わり」「僕が収拾する。僕が住んでいる世界だから」と言う。「あなたが不幸になる」と心配するヨンジュ。さらにヨンジュは「私が住んでいる所はソウル。そこでは私が暮らし、ここではあなたが暮らしている」「ここは漫画の中。私が見ている漫画。あなたはその漫画の主人公」と言って姿を消した。

 カン・チョルは非常な衝撃を受け、一方警察は脱獄犯オ・ヨンジュを追って血眼になる。すべての事情を知っている、オ・ソンム(ヨンジュの父、キム・ウィソン)の門下生パク・スボン(イ・シオン)は、帰ってきたオ・ヨンジュを見て心配する。そして彼女が漫画世界へ再び行った場合、また脱獄犯として追われる身になる恐れがあるため、カン・チョルを消そうと言う。

 その頃カン・チョルはオ・ヨンジュの行方について口を閉ざしていた。ソン・ヒョンソクがカン・チョルに事件の前後の状況について尋ねると、カン・チョルは「この世は全部にせ物」「完全に操作された世界」と話す。その瞬間、漫画の世界はすべて静止し、パク・スボンが漫画を描いていたタブレットも画面が故障したかのように真白くなってしまった。その時「主人公が虚構だと悟った瞬間、漫画の中の世界は静止してしまった。ただカン・チョルだけが時間が止まった世界で独り生き残った。あたかも刑罰のように」というナレーションが流れた。

 オ・ヨンジュはカン・チョルに何かが起こったと言って涙を流す。その瞬間、漫画の世界に現実世界へ向かう門が現れる。カン・チョルはその門へ直ちに向かい、その時自分がこの門を通ってオ・ヨンジュを漫画の世界へ引き込んだという事実を思い出す。

 警察の銃を持って現実世界へやってきたカン・チョルは見知らぬ場所に到着する。カン・チョルがハン・ヒョジュと再会できるか、好奇心がかきたてられる展開だった。

※この記事はKstars提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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