日立、3つの技術でチルド・野菜・冷凍をおいしく保存する大型冷蔵庫

2016年7月22日 14:43

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大型冷蔵庫「真空チルド」XGシリーズ(日立発表資料より)

大型冷蔵庫「真空チルド」XGシリーズ(日立発表資料より)[写真拡大]

 日立は21日、「真空チルド」「新鮮スリープ野菜室」「デリシャス冷凍」という鮮度を守る3つの技術を搭載した大容量冷蔵庫「真空チルド」XGシリーズ6機種を8月末から順次発売すると発表した。

 酸化を抑えて肉や魚が凍らない約-1℃の「真空チルド」は、能力が向上した新プラチナ触媒により食品表面の酵素の働きを抑えて保存する。水分を閉じ込めて乾燥を抑える「新鮮スリープ野菜室」にも新プラチナ触媒を採用し、炭酸ガスの効果で野菜のみずみずしさと栄養素を長持ちさせるという。

 さらに、冷凍室下段の広くて浅い1段目のケースに肉・魚のうまみ成分や野菜の栄養素の減少を抑える「デリシャス冷凍」を新採用。食品を重ねずたくさん置ける大型アルミトレイと、新たに入れた食品の温度を検知する専用の温度センサーにより、自動ですばやく冷凍する。

 なお、鮮度を守る3つの技術に加え食品をたくさん収納しても軽く開けられる電動引き出し(冷凍室下段・野菜室)などを採用した最上位モデルのWXシリーズ4機種も9月下旬から順次発売する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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