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ビジョン Research Memo(7):上場に伴う資金調達により自己資本比率は70%超へ
*11:43JST ビジョン Research Memo(7):上場に伴う資金調達により自己資本比率は70%超へ
■業績動向
(3)財務状態
ビジョン<9416>の2016年3月末時点における総資産は8,705百万円となり、前期末比176百万円増加した。内訳をみると、流動資産は事業拡大により受取手形及び売掛金が121百万円増加したことなどにより同148百万円増加し7,552百万円となった。一方、固定資産は無形固定資産・投資その他の資産が32百万円増加したことなどから1,152百万円と前期末に比べ28百万円増加した。
負債合計は前期末に比べ3百万円減少し2,028百万円となった。固定負債が長期借入金の減少により3百万円減少し9百万円となった。一方、流動負債は、事業拡大により買入債務が61百万円増加したものの、未払法人税等が156百万円減少したことなどから、前期末と同水準の2,019百万円となった。
純資産は6,676百万円と前期末比180百万円増加した。これは、繰延ヘッジ損益(為替予約)が22百万円、為替換算調整勘定が9百万円と減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による利益剰余金が212百万円増加したためだ。
経営指標を見ると、2015年12月期において健全性を表す流動比率は366.7%、自己資本比率は76.2%へ、上場による資金調達により大幅に上昇。2016年12月期第1四半期末についても業績好調を背景に高水準を維持している。一方、収益性を表す自己資本当期純利益率(ROE)は、上場に伴う資金調達により純資産が膨らんだために2015年12月期は13.9%へ若干低下したものの、2ケタの水準を維持。足元の業績拡大により2016年12月期第1四半期の営業利益率は9.0%へ上昇しており、問題点は見られない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)《HN》
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