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ローソン、中国の湖北省武漢市に3店舗を同時オープン 16年中に10店舗へ

ローソンは中国湖北省武漢市で3店舗を同時オープンする。写真は、「櫻花大厦店」の外観イメージ。(同社発表資料より)[写真拡大]
ローソンは25日、中国湖北省武漢市で26日に3店舗を同時オープンすると発表した。現地の小売大手、中百控股集団傘下の中百超市が展開しているコンビニ「中百好邦便利」をローソンとしてリニューアルオープンする。日系コンビニが中国の中部地域に出店するのは初めてという。
同社によると、今回オープンする店舗は「櫻花大厦店」(売り場面積128平方メートル)、「団結大道店」(同111平方メートル)、「珞獅北路店」(同138平方メートル)の3店。6月にはさらに3店舗をオープンさせる予定で、2016年中には武漢市内の店舗数が10店舗となる見込み。
その後、武漢市を中心とする湖北省に3年で200店、5年で500店を出店する計画で、将来的には中部地域の他省への展開を目指す。中国の中部地域は、経済発展に伴い消費者のライフスタイルが変化しており、特に若年層を中心にコンビニエンスストアの需要が高まっているという。
ローソンは中国で、上海・重慶・大連・北京で直接出資による出店を行ってきた。その他の地域では地元有力企業とエリアライセンスを結び、出店拡大を加速する方針としている。中百超市とは今年2月にエリアライセンス契約を締結し、武漢市での出店準備を進めてきた。同社にとって、出資を伴わないパートナー企業とのライセンス契約による初めての海外出店になるという。
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