Google、検索結果の未読リンクを黒い文字で表示するA/Bテストを実施

2016年5月12日 20:59

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Googleが一部のユーザーを対象に、検索結果の未読リンクを通常の青い文字ではなく黒い文字で表示するテストを実施していたそうだ(TelegraphThe VergeThe Next WebGuardian)。

 Googleではこれまでにも色を変更する際にA/Bテストを実施しており、数年前には広告リンクの文字列を41種類の微妙に異なる青で表示するテストの結果、わずかに紫がかった青を選んで広告収入が2億ドル増加しているという。昨年、検索ページのナビゲーションリンクを赤から青に変更した際も、数か月のテストを行っているとのこと。

 しかし、今回のテストで黒いリンク文字列が割り当てられたユーザーからは不満の声も出ており、Google Search Help Forumなどではリンク文字列を青に戻す方法で議論が盛り上がっていたようだ。

 GoogleのThe Vergeに対するコメントによると、Googleでは常に検索結果ページのデザインについて小規模な実験を行っているが、黒が青に代わるものとなるかどうかはわからないとのことだ。リンク先の各記事にはスクリーンショットも掲載されているが、皆さんのご感想はいかがだろう。また、皆さんの中に黒い文字のリンクが当たった方はおられるだろうか。

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