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欧米為替見通し:ドル・円は堅調推移も動意に欠ける展開か
*17:29JST 欧米為替見通し:ドル・円は堅調推移も動意に欠ける展開か
今日の欧米外為市場では、ドル・円は堅調な推移が想定されよう。アジア時間では、
朝方弱かった日本株が午後盛り返し、日経平均は後場切り返す展開となった。目立っ
た売買材料は観測されなかったが、明日オプションの清算値が算出されることから先
物などにポジション調整の売買が入ったとの観測。日本株の切り返しなどを材料に円
安推移となり、ドル・円は一時109円台を回復している。株式市場では先物主導の地
合いが続いているものの、日本株が底堅い動きを見せたことはポジティブと言えよ
う。
一部市場関係者は「トヨタが下げ渋る動きが見られたことで、市場のセンチメントが
改善し日経平均の後場プラス圏浮上につながったのではないか?」と指摘している。
前期比1兆円の営業減益見通しとなったトヨタは売り気配スタートとなり前日比250円
ほど下落する場面が見られたものの、売り一巡後は押し目買いが入り下げ幅を縮小す
る展開となった。「日本株式会社」とも言われるトヨタ株のしっかりとした推移を受
けて、市場では企業業績への過度な警戒感がやや後退。本日はこうした市場心理が円
安を誘発したとも言えよう。
ただ、ドル・円の上値は重いと考える。米国金利引き上げが先送りとなる公算が大き
いか、上値抵抗ラインと見られる25日移動平均線を上抜き、110円台を回復するには
トヨタのしっかりとした動きだけでは少々エネルギー不足だ。今晩のドル・円はしっ
かりとした推移を見せる一方、上値の重い相場展開いわゆる膠着相場となろう。ド
ル・円はややトレードチャンスに欠ける展開となることから、FXなど短期での値動き
を楽しみたい方は、20時に金融政策が発表されるポンドの売買をおススメしたい。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・3月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、2月:-0.8%)
・20:00 英中銀金融政策委員会(政策金利0.50%、資産購入枠3750億ポンド据え
置き予想)
・20:00 英中銀金融政策委員会の議事要旨
・20:00 英中銀インフレ報告
・20:00 南ア・3月製造業生産(前月比予想:+0.4%、2月:+1.3%)
・20:30 カーニー英中銀総裁会見
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:27.0万件、前回:27.4万件)
・21:30 米・4月輸入物価指数(前月比予想:+0.6%、3月:+0.2%)
・24:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(インフレ関連、原稿公表)
・24:45 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演(経済情勢)
・02:00 米財務省30年債入札(150億ドル)
・02:30 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演(米経済)《WA》
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