【株式市場】円が強含みTOPIXは反落するがマザーズ指数は年初来高値

2016年5月11日 15:48

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万6579円01銭(13円82銭高)、TOPIXは1334.30ポイント(0.60ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億2864万株

 11日後場の東京株式市場は、円相場が1時間ごとに108円70銭台、60銭台、50銭台と強含む印象があり、日経平均は50円高の1万6600円台で小動きを続け、3日続伸だが大引け間際に一時28円58銭安まで軟化する場面があった。TOPIXは大引けも軟調で3日ぶりに反落。一方、東証マザーズ指数は4月21日につけた年初来高値(1226.42ポイント)を更新した。

 後場は、13時に3月決算を発表した清水建設<1803>(東1)や14時に発表した第一実業<8059>(東1)が一段高となり、前日発表の決算が好調だった住友重機械工業<6302>(東1)も一段強含んだ。イーブックイニシアティブジャパン<3658>(東1)は教科書のデジタル化などが材料視されて3日連続ストップ高。アライドアーキテクツ<6081>(東マ)は5月中下旬に「Web&デジタル マーケティングEXPO春」「イーコマースEXPO 2016 大阪」などへの出展が続くとされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は21億2864万株(前引けは10億9341万株)、売買代金は2兆1875億円(同1兆770億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は899(同756)銘柄、値下がり銘柄数は925(同1063)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けも14業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、機械、情報・通信、倉庫・運輸、電気機器、繊維製品、卸売り、鉱業、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
株式投資情報を配信するキュレーションサイト(株式投資総合)が好評(2016/05/07)
【銘柄紹介】コラボスは上場1年経過、クラウド型コールセンターシステムの第一人者、株価妙味膨らむ(2016/04/25)
【チャート診断】太平洋セメントが上げ足に勢い、東日本震災では3倍の上昇、九州地震で再び活躍も(2016/04/25)
【業績でみる株価】アンジェスMGの第1四半期赤字も株価急伸、先行投資負担は当然で大型商品に期待(2016/04/25)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事