概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続伸、格付け会社が「ブラジルの格付けをBBに引き下げ」と発表

2016年5月9日 10:00

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記事提供元:フィスコ


*10:00JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続伸、格付け会社が「ブラジルの格付けをBBに引き下げ」と発表
【ブラジル】ボベスパ指数 51671.04 -1.68%
6日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比46.78ポイント高(+0.09%)の51717.82で取引を終えた。51204.04から52158.95で推移した。

前日の取引終了後に、格付け会社フィッチが「ブラジルの格付けをBBに引き下げ(従来BB+)、見通しはネガティブ」と発表したこと。また、6日発表のブラジルの4月拡大消費者物価指数(IPCA)が予想を上回る上昇となったことが、売り材料になった。一方、米国の4月雇用統計発表後の原油高、米株の上昇転換などが買い材料になった。

【ロシア】MICEX指数 1906.48 -0.99%
6日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比4.92ポイント安(-0.26%)の1901.56で取引を終了した。1906.34から1889.96まで下落した。

この日発表の米国の4月雇用統計にはほとんど反応を示さず、9日(月)がロシアの「勝利の日」祝日となることで、持ち高調整の売りが優勢になったとの見方。そうしたなか、日本の安倍首相がプーチン大統領と会談。対ロシア制裁については協議しなかったが、平和条約締結交渉の継続を確認し、貿易・投資問題に特に関心を寄せたとのこと(ラブロフ外相発表)。

【インド】SENSEX指数 25228.50 -0.13%

6日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比33.71ポイント安(-0.13%)の25228.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.05ポイント安(-0.03%)の7733.45で取引を終えた。

おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米雇用統計の発表を前に積極的な買いは手控えられた。また、この日のアジアの主要な株式市場がさえない展開を示したもインド株に売り圧力を強めた。

【中国本土】上海総合指数 2913.25 -2.82%
6日の上海総合指数は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比84.59ポイント安(-2.82%)の2913.25ポイントと反落した。約1カ月半ぶりの安値水準に落ち込む。

元安進行を警戒。海外投資家の資金引き揚げに対する懸念が広がる。中国人民銀行(中央銀行)は6日、人民元の対ドル基準値を連日で元安方向に設定した。人民銀の資金供給減も重し。リバースレポを通じて人民銀は6日、市中に300億人民元の資金を供給。この週は累計3600億人民元の資金を供給したが、期日到来で吸収される資金が累計5800億人民元もあるため、差し引きで2200億人民元の資金吸収超となった。前週も差し引きで2900億人民元の資金が吸収されている。《CS》

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