女優パク・シネがドラマに特別出演、台本なしの即興演技

2016年4月30日 11:46

印刷

KStars

女優パク・シネがドラマ『タンタラ』(原題)に特別出演して話題を呼んでいる。写真:SBS

女優パク・シネがドラマ『タンタラ』(原題)に特別出演して話題を呼んでいる。写真:SBS[写真拡大]

 女優パク・シネがドラマ『タンタラ』(原題)に特別出演して話題を呼んでいる。

 今月27日放送予定のSBS水・木曜ドラマ『タンタラ』(“芸能人”の意)に、次の月・火曜ドラマ『ドクターズ』(原題)への出演が確定しているパク・シネが、劇中ヨ・ミンジュ(チェ・ジョンアン)の会社の後輩であるパク代理役でサプライズ出演してドラマ鑑賞の楽しみを添えた。

 パク・シネの特別出演の経緯はこうだ。彼女は2009年のSBSドラマ『イケメンですね』で『タンタラ』のホン・ソンチャン監督と組んでおり、また脚本家のユ・ヨンアとは2012年の観客数1,300万人を動員した映画『七番房の奇跡』での縁がある。さらにドラマの登場人物ハヌル役のカン・ミンヒョクとは2013年のドラマ『相続者たち』で共演、チェ・ジョンアンとは芸能界の大親友らしくバラエティ番組『ソムナムソムニョ』(原題)などの様々な番組やイベントで親密ぶりを見せてきた。

 こうした監督、脚本家、そして役者たちとの深い縁があって、パク・シネは4月中旬にコーヒーサービスとチュロスなどの差し入れを載せたケータリングカーを用意し、『タンタラ』撮影現場のイルサン製作センターを訪れた。そして「旧イケメンバンドA.N.JELLが新イケメンバンド“タンタラ”を応援します。A.N.JELLコ・ミナム(『イケメンですね』でのシネの役名)」との垂れ幕で見る人々の笑いを誘った。

 またホン・ソンチャン監督やチェ・ジョンアンとドラマ『イケメンですね』などに関する会話を交わしたパク・シネは、ホン監督から「久しぶりに来たんだし出演しなきゃ」との言葉に快く「いいですよ」と答えたという。

 そしていつの間にかパク代理になった彼女は、マンゴー・エンターテインメントのオフィスに差し入れを持参。シン・ソクホ役のチソン、ハヌル役のカン・ミンヒョク、ヨ・ミンジュ役のチェ・ジョンアン、チャン・マンシク役のチョン・マンシク、カイル役のコンミョン、ナ・ヨンス役のイ・テソンと即興で演技をした。

 和気あいあいの内に終わった撮影直後パク・シネはホン監督から「さすがパク・シネ」との称賛を受けて笑顔で感謝の意を表し、カン・ミンヒョクには自身が出演するドラマ『ドクターズ』への特別出演を提案するセンスを発揮した。

 SBSドラマ関係者は「パク・シネさんが差し入れを持ってくるという知らせが届いてから撮影現場は非常に浮き立っていた。彼女が現れるとどのスタッフも皆喜んで迎えた」「何よりもホン監督の特別出演の申し出に、プロらしく台本にない即興演技をしたパク・シネさんに改めて感謝したい」と語った。

 パク・シネのサプライズ出演でいっそう関心が集まっている『タンタラ』は、崖っぷちの状態で出会った傍若無人なマネージャーのシン・ソクホ(チソン)と初心者ミュージシャンの花道人生作りプロジェクトを描く。毎週水・木曜日午後10時より放送中。

※この記事はKstars提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事