カイオム Research Memo(7):ADLib®システムの機能の証明のため開発実績の蓄積に注力する方針

2016年3月25日 16:15

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記事提供元:フィスコ


*16:16JST カイオム Research Memo(7):ADLib®システムの機能の証明のため開発実績の蓄積に注力する方針
■今後の事業戦略について

(1)完全ヒトADLib®システムの取組みについて

カイオム・バイオサイエンス<4583>は完全ヒトADLib®システムの検証契約締結に向けた営業活動を進めるなかで、同技術でビジネスを展開するためには治療用抗体の作製実績による機能の証明が必須であると認識し、パイプラインとして取り扱えるPOC確立済みのターゲットでの開発実績の蓄積に当期は注力していく方針を示した。現在、複数のターゲットにおいて抗体作製を進めているが、こうした課題をクリアできれば技術導出の実現性もかなり高まることとなる。また、動物実験での薬効が示されれば、当該抗体そのものが先に導出される可能性があるほか、完全ヒトADLib®システムの技術導出も検証的契約ではなく本契約での締結の可能性も出てくる。

また、オリジナル及びマウスキメラADLib®システムについては、国内大手製薬企業等との新規抗体作製ビジネスを継続しているが、今後は感染症を含む領域において、個別契約から包括契約獲得に向けての取り組みを強化していく方針となっている。

その他、2015年よりパンデミック感染症領域において米国の公的機関とコンタクトをとり、ADLib®システムを使ったビジネスの展開を模索している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《HN》

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