耐火金庫の日本アイ・エス・ケイ「マイナス金利」材料にストップ高

2016年2月19日 10:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■旧キング工業、社名変更後はピンとこなかったが知名度再とともに株高の期待

 耐火金庫などの日本アイ・エス・ケイ<7986>(JQS・売買単位千株)は19日、大幅続伸の始まりとなり、9時50分にかけてストップ高の298円(300円高)をつけた。5日続伸基調。となり、値上がり率は34%高でJASDAQ銘柄の値上がり率1位。日銀の「マイナス金利」政策が16日に施行され、思惑買いや連想買いが強まっている。

 日銀が「マイナス金利」導入を発表した1月29日にストップ高の50円高となり、これ以来のストップ高。平成26年3月までの社名は「キング工業」で、金庫の代名詞的な銘柄だったが、最近は一部で「吸収合併でもされたの?」といった声が聞かれるほど製品と知名度が一致しない様子があった。しかし、本日は約4カ月ぶりに2000年以降の最高値を更新し、このまま値上がり率などでランキング上位を保てば、再び知名度拡大による買い増加も見込めるといった期待が出ている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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