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12月の外食産業市場は前年比2.7%増―日本フードサービス協会
日本フードサービス協会が25日発表した「外食産業市場動向調査 平成27年12月度 結果報告」によると、12月の売上は前年比102.7%(2.7%増)と、前年を上回った。暖冬のなか客足が比較的よく、忘年会、クリスマス、帰省など年末特有の需要がおおむね堅調で、メニュー改変等による客単価上昇にも支えられたという。
業態別では、ファーストフード業態は、全体売上は104.2%と前年を上回った。ファミリーレストラン業態は、暖冬による外出機会の増加をうまく取り込み、全体客数は101.3%、売上は102.2%と、前年を上回った。
パブ・居酒屋業態は、「パブ・ビアホール」は、忘年会シーズンで個人グループの集客が伸び、売上は104.1%となった。「居酒屋」は、忘年会需要は比較的堅調だったものの、大規模な店舗削減が続き、客数92.8%、売上92.0%と前年比減が続いている。
ディナーレストラン業態は暖冬と出店効果で客数は105.4%、売上は107.5%と好調に推移した。喫茶業態客数は前年のキャンペーン効果等の反動で99.6%と下回ったが、売上は102.5%と上回ったとしている。
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