米国でウェアラブルカメラを装備する警官が増えるも、報道で利用するには高額料金が必要

2016年1月22日 16:57

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 米国では警官の行動透明性を確保するために、ウェアラブルカメラの装着が広がりつつある。それに伴って、見落とされていた別の問題も出てきたそうだ。ニューヨークのニュース専門チャンネル・NY1は情報公開法(FOIL)に基づいて、ニューヨーク市警(NYPD)のウェアラブルカメラで撮影された動画190時間分の公開を求めた。これについて条件付きの公開は認められたものの、作業費用に3万6,000ドルをNYPDから請求されたという。これはあまりに高額だとしてNV1側はNYPDを訴えたそうだ(Ars TechnicaSlashdot)。

 NYPDは費用が高額化した理由として、法律およびプライバシー懸念に対応する必要経費だと説明した。動画をすべてチェックするためには合計304時間が必要で、そのための人件費として一時間当たり120ドルが必要になるという。NV1は、指定なしの未編集の映像を求めたがそれは受け入れられなかった。代わりにNYPDから提案されたのが編集されたチェック済み映像だったそうだ。これで警官の行動透明性を確保されるのか疑問だとしている。

 スラドのコメントを読む | YROセクション | アメリカ合衆国 | プライバシ

 関連ストーリー:
アイオワ州のある学区では、校長や教頭がボディカメラを着用している 2015年07月14日
オバマ大統領、警官のカメラ装着推進。カメラ5万台分の予算を要求 2014年12月04日
米国で警官にウェアラブルカメラを装着させる例が増加 2014年08月22日
ビル・ゲイツ、盗撮を防ぐ技術の特許を取得 2014年04月22日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事