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ファミリーマートとTSUTAYA、一体型店舗の出店で提携―3年で100店を展開へ
ファミリーマートとTSUTAYAが27日に開店する一体型店舗のイメージ(両社の発表資料より)[写真拡大]
ファミリーマートとTSUTAYAは24日、一体型店舗の出店など、新業態の展開に向けて包括提携契約を締結したと発表した。27日に一体型店舗の第1号店を大阪府枚方市に開店する。
両社によると、今回の提携では双方の経営資源・ノウハウ・ブランドを相互に有効活用した新たな業態開発を図る。全国のTSUTAYA店舗にファミリーマートとの一体型店舗の展開に向けた体制を構築し、今後3年間で100店の展開を目標に検討していくという。
第1号店として開店する「ファミリーマート TSUTAYA 長尾店」は、既に営業をしている「TSUTAYA 長尾店」を改装し、映像・音楽の販売、レンタルや書籍・雑誌の販売を行うTSUTAYAエリアと、コンビニエンスストアエリアを一体化させた。双方のエリアには間仕切りがないため、利用客は自由に店内を行き来できる。
ファミリーマートスペースには、通常の中食商品や挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFÉ」のほか、アイスや菓子などの品揃えを充実させて、TSUTAYA店舗との親和性を高めているという。また、休憩などに利用できるイートインスペース(6席)を設置した。
TSUTAYAスペースでは、取扱いアイテムや在庫数は維持したまま、ファミリーマート店舗との一体型の売場を実現した。さ営業時間は24時間に拡大し、利便性を高めた。
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