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ニフティ、都内の一般家庭で振り込め詐欺検知システムの実証実験
振り込め詐欺検知システムのイメージ(ニフティの発表資料より)[写真拡大]
ニフティは17日、都内の一般家庭で同社ネットワークサービス「スマートサーブ」を活用した振り込め詐欺検知システムの実証実験を行うと発表した。実施期間は、10月から2016年3月までの6カ月間。
同システムは、通話内容を解析し、振り込め詐欺で使われやすい文章パターンを検知すると、電話を受けた本人とあらかじめ登録した家族に警告を通知するというもの。詐欺に関する単語の有無やその組み合わせを判別するため、精度の高い検知が期待できるという。
詐欺キーワードは警視庁犯罪抑止対策本部に、固定電話などの機器や解析技術はメーカー各社に協力を仰いでいる。
通話データはクラウド上に収集して解析するが、「スマートサーブ」によって安全な通信を行うため、第三者による覗き見や不正アクセスの心配はないという。
今回の実証実験で得られた結果をもとに、検知の精度や通知タイミングなどの改善・改良を行ったうえで、正式サービスとして提供する予定。
スマートサーブは、サービスアダプターを宅内のLANにつなぐことで、セキュアなネットワーク(VPN)を構築することができるサービス。自宅のネットワーク(LAN)に接続された機器と外出先の接続環境の間で安全に通信が行える。
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