テクノアルファ Research Memo(1):パワー半導体用ワイヤボンダの国内シェアはトップクラス

2015年8月7日 16:43

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記事提供元:フィスコ


*16:46JST テクノアルファ Research Memo(1):パワー半導体用ワイヤボンダの国内シェアはトップクラス
テクノアルファ<3089>は、半導体製造装置の輸入商社から出発したエレクトロニクス関連主体の商社。パワー半導体用ワイヤボンダでは、国内シェア約5割とトップクラス。M&Aによる事業領域の拡大とメーカー機能の強化にも注力しており、2011年に計測・検査システム機器の(株)ペリテックを、2014年に理化学機器メーカーの(株)ケーワイエーテクノロジーズ(以下KYA)を子会社化している。

2015年11月期第2四半期累計(2014年12月−2015年5月)の連結業績は、半導体装置やマリン機器など前期に計上した大型案件が一巡した反動もあり、売上高が前年同期比34.4%減の1,301百万円、営業利益が同99.6%減の0.8百万円と減収減益となった。

2015年11月期業績の会社側見通しは非開示となっているが、国内半導体の回復が緩慢なことや、マリン機器の受注一巡などで減収減益となる可能性が大きい。ただ、半期ベースでは上期を底にやや回復に向かうものとみられる。円安の進展による仕入れコスト増は、顧客への価格転嫁を進めていくことで、その影響を最小限に食い止める考えだ。

2016年11月期は、自社開発品となる半導体実装装置や外観検査装置のほか、ペリテックが開発した自律神経測定システムなど新製品が相次いで市場投入されることで、業績も増収増益に転じるものと予想される。また、次世代プリンテッドエレクトロニクスデバイスとして注目されている有機センサ(仏ISORG社開発)も、国内大手メーカーとの商談が進んでおり、今後の展開が注目される。

■Check Point
・主力事業の大型案件が一巡したことなどによる影響で減収減益
・無借金経営で高い自己資本比率を維持
・16/11期以降は新製品を市場投入し増収増益に転じる見通し

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《HN》

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